きはやかに
うらうらと
あくがるる
春の日を
花もえる・・
年ごとに
今宵また
今年また
あふれ出づ
ゆく春を
水きよみ
臥しておもひ
匂ひつつ
思ふ人は
汝が去(い)にて
初春を
春の日に
風をぬるみ